４月から６月頃にかけてカラスは繁殖期を迎えています。

この時期の親ガラスは、卵やひなを守るために巣の近くを通る人に威嚇や攻撃をしてきます。

ガーガーと濁った声で鳴いていたり、木の枝や葉っぱをつついたり、頭上を飛び回るなどしていたら、それは威嚇のサインです。

威嚇されたら

カラスに威嚇されたときは以下のことに注意してください。

１．背を向けず、目線を合わせないようにしてゆっくりとその場から立ち去るようにしてください。

２．傘やカバン、帽子などがあれば頭を守ってください。カラスは頭を狙って攻撃する習性があります。

３．傘やカバンなどがなければ両手を真上に上げるのも効果的だと言われています。

４．大声を上げたり、棒や物を投げるなどしてカラスを刺激しないでください。

ひなや卵を駆除しないでください

カラスは鳥獣保護管理法によって保護の対象となっています。それはひなや卵にも適用されますので、許可なく駆除することはできません。

さいごに

カラスは理由もなく自分から人を襲うことはありませんが、繁殖中は攻撃的になるので、なるべく近寄らないようにしてください。

ひなが巣立てば人を襲うことはなくなります。