公開日 2023年05月01日
更新日 2024年03月25日
令和5年度に重田家住宅にて行ったイベントや活動を報告します。
令和6年3月
3月3日(日)、医家の歴史を持つ重田家住宅で健康づくりに取り組もうと「重田家住宅健康塾」を行いました。保健センター管理栄養士の杉浦友紀さんによる「輝く大人の食事術」と題したセミナーでは骨密度や食習慣の話のほか、ワークショップも行いました。その後、ピラティス、ハーブ、調理の各コースに分かれての体験イベントを実施しました。調理コースでは、ひなまつりをイメージした白玉あんみつと豆乳チャイを作り、参加者からは「簡単においしくできた」「うちでも作ってみたい」と大好評でした。
3月23日(土)、重田家住宅に眠っていたピアノの修復完成を記念してピアノ演奏会を開催しました。出演していただいたのは小泉地区の長江恵佑さん(ピアノ)、長江祐子さん(ソプラノ)です。「花」や「春の小川」等9曲披露していただきました。重田家住宅のピアノは約100年前に製造されたもので、当時この地域にはオルガンしかなく、このピアノをリヤカーで運び小学校で演奏したこともあったそうです。玉村町では、この歴史ある音色で人と地域を結び、重田家住宅を未来へとつないでいけるよう保存・活用していきます。
令和6年2月
2月21日(水)、「シニア向け 重田家住宅保健室-医家の歴史を持つ重田家住宅で健康づくり-」を開催しました。医者の歴史を持つ文化財の活用と健康増進への取り組みを目的に、玉村町地域包括支援センターにしきの園さんと町で企画しました。健康サポーターやオレンジサポーターの皆さんの協力のもと、体組成計や血圧、握力、筋肉量の測定、フレイルチェック等を行い、最後はお抹茶を体験しました。初めての企画でしたが約50名が健康づくりに参加しました。
令和6年度からは重田家住宅健康部の活動として、偶数月の第3水曜日に定期的に開催します。参加は無料ですので、ぜひご来場ください。
2月24日(土)、重田家住宅をぐんまフィルムコミッションに登録したことを記念して、群馬県出前なんでも講座「ぐんまのロケ誘致推進」を開催し約20名が参加しました。群馬県産業経済部の大島さんをお招きして、ロケ地活用による地域活性化、ぐんまフィルムコミッションの役割や実績等をお話していただきました。興味深い話を聞くことができ、普段の何気ない風景が撮影シーンになると映えることがあるというお話が印象的で、玉村町の魅力を集めていきたいと感じる講座でした。
令和6年1月
1月27日(土)、歴史資料館「昔の道具展」の関連行事として、重田家住宅にて石臼体験を開催しました。6組の親子が実際に石臼でお米をひいて米粉を作り、最後に重田家住宅の畑で収穫した野菜を使ったすいとんを味わいました。参加者は「重くて大変だけど、粉になるのが楽しい」「もっとやりたい」「すいとんがおいしい」と話していました。
令和5年12月
12月2日(土)、3日(日)、「重田家住宅 光と音楽の夕べ」を開催しました。外はお庭のライトアップを行い、主屋では玉村ステンドグラスサークルによるステンドグラス作品展と演奏会を行いました。2日(土)は、「群馬なんでも出前講座」より群馬デリバリー楽団の山崎隆之さんによるサックス演奏会、3日(日)は、フレッヒ(ヴァイオリン:鯉渕佑委さん、フルート:坂爪愛璃奈さん、ピアノ:関口佑実さん)によるトリオ演奏会で、両日とも大変素敵な演奏会となりました。2日間を通して約100名の方にご来場いただきました。
12月20日(水)、重田家住宅にて大掃除を実施しました。約15名が参加し、ガラスや網戸等の建物内の清掃と庭の清掃を行いました。ご参加いただいた皆さん、ありがとうございました。
12月23日(土)、「ふみの日」にちなんだ「手紙を書こう!」のイベントを開催しました。「ふみの日」は、1979年に当時の郵政省が「ふみ」と読める23日を毎月「ふみの日」と定め、手紙に親しむ活動を全国展開したことから始まりました。築140年を記念した特別コーナーとして、「10年後の重田家住宅へ」というメッセージコーナーも用意しました。10年後、重田家住宅がどんな場所になってほしいか、10年後どんなことをしたいか等自由にメッセージを寄せていただきました。いただいたメッセージは重田家住宅の敷地内に埋め、築150年となる2033年に開封する予定です。
令和5年11月
11月11日(土)、学校式重田家住宅を開校し、参加者・関係者を含め約50名が参加しました。当日は、1組から3組に分かれ、重田家住宅を学ぶ歴史、ソープカービング体験の美術、玉村音頭・たまむら囃子を踊る体育の3つの授業を実施し、授業終了後に玉村カレーと瓶牛乳の給食となりました。参加者からは「とても楽しい体験だった」「給食がおいしい」といった声が聞かれ、1日限りの特別な学校体験となりました。
11月12日(日)、重田家住宅の新宅で地域おこし協力隊の東田さんによる「さつまいものツルで野菜染め」体験が行われました。参加者の皆さんは楽しそうに気に入った柄に染め上げていました。また、重田家住宅ではツルを使った佃煮ときんぴらの試食コーナーも用意し、「ツル、初めて食べます」「シャキシャキしていておいしい」と言った声が聞こえました。
11月25日(土)、重田家住宅にて読書カフェ&出張古本市を開催しました。玉村町立図書館に提供してもらったリサイクル本を並べたほか、来場者には古民家の中で読書をゆっくり楽しんでいただきました。
令和5年10月
10月21日(土)、重田家住宅にて「たまむらまち移住者交流会」を開催しました。地域おこし協力隊の東田さんによる企画で7名の方が参加しました。玉村町の良い所や暮らしやすい所、不便な所など積極的な意見交換ができました。東田さんお手製のブルーベリーマフィンも振る舞われ、和気あいあいとした雰囲気のなか楽しく交流会を終えることができました。
令和5年9月
9月3日(日)、重田家住宅が築140年を迎えたことを記念して、文化財と健康による「医者の歴史を持つ重田家住宅で健康づくり」をテーマに健康塾を開催しました。㈱タニタヘルスリンクの管理栄養士 龍口知子先生を招いて、「フレイル予防で健康長寿!食事とトレーニングの実践」について講演していただきました。セミナーでは、健康長寿のための三本柱やたんぱく質の重要性、フレイル予防のためのストレッチの実践や歩き方のポイント等が紹介されました。また、体組成計測定体験では、体重、体脂肪のほか、筋肉量や体水分量等も測定しました。参加者の皆さんからは「貴重な話が聞けた」「気軽に実践できるヒントがたくさんあった」との声が聞こえました。
なお、体組成計測定は、9月6日(水)の午前10時から午後4時まで体験可能です。
9月3日(日)、「重田家住宅ひまわりプロジェクト~ひまわりで作るみんなの笑顔~」の第2弾として種の収穫イベントを開催しました。プロジェクトの発案者であり農地管理者となっているGGファーム株式会社主催で実施し、特別協力としてカネコ種苗株式会社の皆さんにもお集まりいただき、約60名が参加しました。
ひまわり畑の中に入り、はさみでカットする作業に取り組み、皆で協力して40分ほどで終了しました。収穫した種は乾燥させ、産業祭で鳥や小動物用に販売するほか、今後は特産品作りにつなげる予定です。ご参加いただいた皆様、ありがとうございました。
9月29日(金)、重田家住宅にてお月見会を開催しました。主屋では玉村町図書館協議会委員の片亀歳晴さんによる月にまつわる紙芝居を上演し、屋外では松本陽治さんによる月の観望会を行い、雲の合間から大変きれいな満月を観望することができました。また、まちづくり玉村塾の皆さんによるお月見飾りやお月見団子も配布し、重田家住宅は多くの人で賑わいました。
令和5年8月
8月26日(土)、重田家住宅勉強会を行いました。午前、午後の部で約15人が参加しました。
講師は、玉村町文化財調査委員会委員長の村田敬一先生が務め、民家についてのお話や重田家住宅の歴史的価値や建築的価値をお話していただきました。普段聞けない内容に参加者は熱心に耳を傾けていました。
令和5年7月
7月24日(月)のひまわり畑です。満開を迎えています。今週が見頃ですのでぜひご覧ください。
今週の水、木、金曜日、7月30日(日)(町民の日に合わせた特別開館)であれば、写真のハート型のひまわりや冠を写真撮影用にご利用いただけます。
7月20日のひまわりの様子です。7割ほど開花し、来週満開になる予定です。ひまわりたちが重田家住宅の方を向いています。
重田家住宅の西側では「重田家住宅ひまわりプロジェクト〜ひまわりで作るみんなの笑顔〜」と題したプロジェクトが進行中です。5月に種まきを実施し、現在順調に成長しています。開花予想は7月下旬ですので、順調にいけば8月上旬までお楽しみいただける予定です。地域おこし協力隊の冨澤さんにひまわり畑の看板を作っていただきました。開花が待ち遠しいです。
7月8日(土)、玉村町地域おこし協力隊主催による「重田家マルシェ」を開催しました。「ふらっと立ち寄れる朝ごはん」をテーマにパンやおにぎり、野菜等が販売され、隊員の冨澤さんからは「水ナスのベリーティースムージー」を数量限定で用意しました。また、「移住」をテーマに活動している隊員の東田さんは、出身地や玉村町の好きなところ等のアンケートコーナーを設けました。初めての開催でしたが、約400人にご来場いただき、大盛況に終わりました。
(写真左 東田さん、右 冨澤さん)
また、この日の夜は、「重田家住宅七夕まつり」を開催し、短冊飾りや庭のライトアップを行ったほか、富岡市在住のゆうこさんによるオカリナ演奏会を実施しました。あいにくの雨にも関わらず、約120人の皆様にご来場いただき、一夜限りの幻想的な雰囲気を楽しんでいただきました。
令和5年6月
6月24日(土)、16ミリフィルム映画会を開催しました。群馬県の出前なんでも講座から群馬県生涯学習センターの職員の方に映写機一式をご用意いただきました。「牧野富太郎 花と恋して90年 まんが偉人物語」「モチモチの木」「注文の多い料理店」「玉村歳時記」の4本を上映しました。
アナログの「カタカタ…」という映写機の動作音、デジタル映像では味わえない温かさなど、16ミリフィルムの魅力に触れられる映画会となりました。
また、地域おこし協力隊の冨澤さんには梅ソーダとミントティーをご用意いただき、さっぱりとしたドリンクが皆さんに好評でした。
令和5年5月
5月27日(土)、「重田家住宅ひまわりプロジェクト~ひまわりで作るみんなの笑顔~」の種まきイベントが行われました。
プロジェクトの発案者であり農地管理者となっているGGファーム株式会社主催で実施し、特別協力としてカネコ種苗株式会社の皆さんにもお集まりいただき、約70名が参加しました。7月下旬〜8月に3万~4万本のひまわりが咲く予定です。成長の様子を、地域おこし協力隊や町魅力発信機構のインスタグラムでも紹介していきます。
また、重田家住宅の主屋では、ひまわりのフォトコーナーやぬりえコーナー、地域おこし協力隊によるひまわりの種の試食コーナー、見学案内の企画を用意し、多くに人に重田家住宅を知っていただくことができました。「文化財」と「ひまわり」で、重田家住宅の活用につなげていきます。
5月13日(土)、重田家住宅築140年記念事業の第一弾として、「玉村町文化財ウォーキングラリー~芝根地区の文化財を巡ろう~」を開催しました。参加者21名が2グループに分かれ約5キロのコースを歩きながら、重田家住宅、火雷神社、常楽寺等を巡りました。ガイドたまむらの会が各地を案内し、参加者は「近くにいるのに初めて来た」「貴重な文化財だ」と説明に耳を傾けていました。
また、第一生命保険株式会社群馬支社様より、血管年齢測定、握力測定のブースを出展してもらったほか、地域おこし協力隊の冨澤さんによる野菜のシロップを使った特製かき氷の試食コーナーも設けました。
なお、先月の「元気が出る言葉を集める」ワークショップで集めた言葉は、重田家住宅の来館記念カードとして配布を始めました。重田家住宅にお越しの際は、ぜひ1枚引いてみてください。
令和5年4月
4月22日(土)、地域おこし協力隊によるお茶会と「元気が出る言葉を集める」ワークショップを行いました。
当日は、飲み物のほか、地域おこし協力隊の冨澤のぞみさんによる野菜を使ったスイーツを用意しました。
隊員のご挨拶を兼ねての地域交流会でしたが、参加した方からは「世代を超えての交流が楽しい」「スイーツおいしかったです」といった感想が聞こえました。
ワークショップでは、医者の家の歴史を持つ「重田家住宅」を訪れた人が元気になるように、皆さんから「元気が出る言葉」を集めました。それぞれの想いが込もった大切な言葉を、今後重田家住宅で活用させていただきます。