国の重要無形民俗文化財

公開日 2024年01月15日

更新日 2024年01月15日

春鍬祭(はるくわまつり)
〈樋越地区、藤川地区の一部〉 日程:2月11日

 樋越神明宮の春鍬祭は、寛政10年(1798)にはすでに行われていたようです。この祭りはその年の豊作を予祝して行う田遊びの神事で、毎年2月11日に神明宮で行われます。神明宮の拝殿で祭典が行われた後、榊や樫の枝に餅をつけ、鍬に見立てたものを持った「鍬持(くわもち)」が拝殿の前でくろぬりの仕草などをし、祭典長の禰宜(ねぎ)が頃合いを見て「春鍬よーし」と叫ぶと、一同が「いつも、いつも、もも世よーし」と唱和します。

 これを3回繰り返すと、持っていた鍬を投げ、観衆が鍬を奪い合います。とった鍬を家に飾っておくと、養蚕があたり、また、一緒にまかれた稲穂のついたままの初穂を拾った人の家は、豊作間違いなしといわれています。

※春鍬祭は平成14年2月12日に国の重要無形民俗文化財に指定されました。(群馬県内で4件目)

※平成26年度 神明宮春鍬祭保存会が地域文化功労者表彰を受賞しました。

春鍬祭 春鍬祭

令和5年度の開催日時

・集合場所:樋越神明宮(樋越412−4)

・日時:令和6年2月11日(日曜日・祝日)

    14時30分 原森公民館(樋越399−8)出発。

    15時00分 樋越神明宮拝殿で神主・禰宜・氏子総代・作頭・鍬持たちによる祭典。

    15時30分 境内で春鍬祭の本番。

    16時00分 終了予定

※上記開催日時につきましては、あくまで予定ですので時間が前後する場合があります。ご了承くださいますよう、よろしくお願いいたします。

※玉村ふるさとわくわくスタンプラリーにつきましては、詳しくは「玉村ふるさとわくわくスタンプラリー」のページをご覧ください。

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