公開日 2020年03月23日
更新日 2020年03月23日
みなさんはSDGsという言葉を知っていますか?
最近、テレビや新聞などでよく耳にする言葉だと思いますが、詳しく知っている人はまだまだ少ないのではないでしょうか?
SDGsとは
Sustainable (持続可能な)
Developement(開発)
Goals (目標) の略称です。
SDGsとは すべての人が幸せに暮らせる世界であり続けるために、2015年9月に国際連合で採択された17の目標のことです。
17の目標は、2016年から2030年の15年間で達成を目指しています。
17の目標
地球上には、貧困や格差、飢餓や差別に苦しむ人、不衛生な環境に置かれた人たちがたくさんいます。これらの人たちが幸せに暮らす世界を作らなければなりません。また、地球規模で環境汚染が進み、大量の温室効果ガスの排出による地球温暖化やマイクロプラスチックスによる海洋汚染など、早急に対策しなければならない問題が山積しています。
SDGsは、これらの課題を解決し未来に引き継ぐための17の目標を掲げたものです。
群馬県の取り組み
群馬県が発表した「ぐんま5つのゼロ宣言」
※ぐんま広報3月号より抜粋
SDGs達成のために
SDGsに掲げた17の目標は、国だけが取り組んでも達成することはできません。自治体や企業や学校などがともに協力する必要があります。
そして、私たち地球に暮らすすべての人類も、できることから少しずつ取り組まなければ達成することは決してできません。
以下に「私たちができること」の一例をあげます。
私たちにできること その1
「電気をこまめに消したり、省エネ型の機器を選ぶ」「物を大事に使ってリサイクルを推進する」「近い距離の移動には徒歩や自転車を使う」「電車やバスの公共交通を積極的に利用する」ことなどで、温室効果ガスの削減・地球温暖化の抑制を図ることにつながります。
私たちにできること その2
身近な環境を守るために、ごみを減らすことを心がけましょう。「食べ残しを減らす」「マイボトルを持参する」「買い物にはマイバッグを使う」「ざつがみを分別 してリサイクルする」などの取り組みにより、飢餓に苦しむ人々を助けるとともにごみの減量につながったり、きれいな海や豊かな陸を守ることにつながります。
私たちにできること その3
水も限りある資源です。水を大切に使うことできれいで安全な水を次代に引き継ぐことにつながります。
私たちにできること その4
地球上のすべての国、企業、人々がともに助け合い協力すれば、必ずSDGsに掲げる17の目標を達成し、この地球を次世代に引き継ぐことができます。
地球を守るというと大げさに感じると思いますが、決して大きなことをする必要はありません。
一人ひとりが無理なくできること。使わない電気機器のスイッチをこまめに消す、食べ残しをしない、レジ袋は使わない、違う個性を認めるなどを心がけることで、家庭が変わり地域が変われば、国が変わり世界を変えることもできると思います。
国際連合広報センターで作成した「持続可能な社会のために ナマケモノにもできるアクション・ガイド」も参考になりますので一度ご覧ください。
まずはそれぞれの意識を変えて、 無理なく小さなことから始めてみませんか?