公開日 2020年05月15日
オオキンケイギクは「特定外来生物」です
オオキンケイギクとは
オオキンケイギクは北米原産の多年草で、5月~7月にかけて黄色のコスモスに似た花を咲かせます。強靱でよく生育することから、かつては工事の際の法面緑化に使用されたり、苗が販売されたりしていました。
しかし、繁殖力が非常に強く、いったん定着してしまうと在来の野草の生育場所を奪い、周囲の環境を一変させてしまうため、平成18年に外来生物法に基づく特定外来生物に指定され、生きたままの運搬や栽培、譲渡などが原則として禁止されました。
鮮やかな橙黄色の花を咲かせます。 葉は細長いヘラ状で、両面に荒い毛が生えています。
オオキンケイギクの駆除にご協力ください
生態系の保全のためにも、駆除にご協力ください。
オオキンケイギクは種だけでなく、根や茎からも繁殖する多年草です。そのため、茎を切っただけでは、次の年も花を咲かせる可能性があります。現在、町内においてもあちらこちらで開花している状況となりますので、以下の方法を参考に駆除のご協力をお願いいたします。
(1)オオキンケイギクを根から抜き取ります(抜き取りが困難な場合は根本で刈り取ります。)
(2)抜き取ったオオキンケイギクを種が飛び散らないように袋などに入れ、乾燥させるなどして、枯死させます。
(3)枯死したものは、燃やすごみとして、ごみステーションに出してください。
(4)開花期は5~7月で種ができてから刈り取り等の作業をすると、種をばらまくおそれがあります。花が咲く前か、なるべく花が咲いている間に駆除をお願いします。
※生きたまま移動・運搬することは、原則として禁止されています。
◎群馬県ホームページ:オオキンケイギクの栽培は法律で禁止されています(外部リンク)
◎環境省ホームページ:外来生物対策-オオキンケイギクについて(外部リンク)