公開日 2016年06月24日
2016年6月
6月24日金曜日
先日に引き続き、今日は玉村南中学校の生徒の職場体験の様子を紹介するわね!
2日目・3日目は発掘のお手伝いをさせてもらったんだ!
まずは遺物(いぶつ)がある地層(ちそう)まで、重機で掘るの。
そうしたら、地面を丁寧にならして行くのよ。
あれ?白い線の内側と外側で、地面の色が違うよ。
たつながさま、よく気が付いたわね。
この黒い部分は、昔ここに何かあったという目印なの。
ちなみにここは、中世の住居の跡だそうよ。
へ~!ここで人が暮らしていたんだね。
そしてこの黒い部分を丁寧に掘っていくと…
あ!土器が出てきたね!これはなんだろう、お皿かなあ。
出てきた遺物(いぶつ)は記録を取りながら、一つ一つ丁寧に拾い上げていきます。
小さなかけらから、当時の形をそのまま残しているものまでたくさんあるねぇ。
発掘はまだまだ続くわ。これから何が出てくるのか楽しみね。
職場体験3日間お疲れ様。歴史資料館や発掘の仕事はわかったかな?
このブログを読んでいる小学生の君!
中学生になったらぜひ歴史資料館に職場体験に来てみてはどうかな?
おたまちゃんと二人で待ってるよ!
次回のブログはみんなにあるお知らせをするわ。
楽しみにしていてね!
6月22日水曜日
6月14日から16日までの3日間、玉村町歴史資料館に
玉村南中学校の生徒が職場体験に来たのよ。
今日は3日間のうち、1日目の様子を紹介するね!
1日目は、歴史資産を生かしたまちづくりを進めている「まちづくり玉村塾」の方のガイドのもと
高崎の「みらい倶楽部」のみなさんといっしょに日光例幣使道(にっこうれいへいしどう)を中心に
玉村町の歴史について学んだわ!
まずは、歴史資料館を見学して
玉村町全体の歴史について学んだんだ。
僕も江戸時代の玉村町のことはよく知っているけど
古墳時代の玉村町のことは、初めて知ったことがたくさんあったなぁ。
続いて、玉村八幡宮へ移動してまち歩きスタート!
八幡宮では、禰宜(ねぎ)さんが解説をしてくれたのよ。
禰宜(ねぎ)さん、貴重なお話しをありがとうございます!
う~ん……う~ん……
もう、たつながさまったら。
せっかくお話しをしてもらっているのになにをしているの?
いやあ、さっき禰宜(ねぎ)さんが
「江戸時代には神奈川から力自慢の人たちが、この力石を持ち上るために
玉村まで来ていた……つまり玉村という地名が神奈川の方まで知れ渡っていた」
って言っていたから、僕もこれを持ち上げたら有名になれるかなぁって思って。
(はぁ~……)
き、気を取り直して次に行こうか……!
ここは和泉屋(いずみや)さん。なんと江戸時代に建てられた建物なんだ。
実は、江戸時代の慶応(けいおう)4年に大火事があって、例幣使道(れいへいしどう)沿いの建物は
ほとんど焼けてしまったのだけれど、和泉屋さんはその大火事を免れたとても貴重な建物なんだよ。
他にもたくさんの場所を見て回ったのだけれど、とても紹介しきれないからまたの機会に。
ぜひみなさんも例幣使道(れいへいしどう)を歩いてみてね。
次回は職場体験2日目・3日目の様子をお届けするよ!
お楽しみに!