公開日 2024年01月18日
更新日 2024年10月03日
稲荷神社獅子舞(いなりじんじゃししまい)
〈上新田地区〉 日程:2月11日
上新田稲荷神社には、元禄年間(300年前)から獅子舞が伝わっています。氏子の安泰、五穀豊穣、悪魔払いを祈願し、毎年2月11日の春祭りに上新田(3丁目・角町)で行われます。獅子舞はオトウカ(稲荷)、カンカチ(稚児)、前獅子(牡)、中獅子(牝)、後獅子(牡)と笛数人で構成されています。当日は稲荷神社で剣の舞を奉納したあと、旧国道354号(県道142号線)を往来し、町内の両端で四方固めの舞を行います。
令和6年度の開催日時
・集合場所:上新田公民館(上新田1800−1)
・日時:令和7年2月11日(火曜日・祝日)
9時30分 上新田公民館出発。
10時00分〜11時00分 上新田稲荷神社(上新田1590)にて剣の舞を披露。
11時20分〜11時40分 角町・純手打そば与志乃(上新田449−5)でボンデンを披露。
12時00分〜12時15分 上新田公民館で花崩しを披露。
13時30分〜13時45分 上新田公民館で花酔を披露。
13時55分〜14時10分 上新田公園(上新田1805−11)でボンデンを披露。
15時15分 終了
※上記開催日時につきましては、あくまで予定ですので時間が前後する場合があります。ご了承くださいますよう、よろしくお願いいたします。
すみつけ祭
〈上福島地区〉 日程:2月11日
すみつけ祭の起源は江戸時代元禄年間(300年前)といわれます。埼玉県加須市騎西にある玉敷神社(たましきじんじゃ)から御神体と天狗の面を借り受け、祭り当日、天狗の面をつけた人を先頭に御神体や太鼓を持った人々、顔に墨をぬった大人や子どもたちが続き、地域の家々をまわり、人々の顔に墨をぬります。墨をつけてもらうと、その年は風邪や悪病にかからないといわれています。墨をつけるようになったのは、なべを持っていて転び、顔になべ墨がついてしまったある名家の下女だけが病にかからなかったことからだという言い伝えが残されています。
令和6年度の開催日時
※令和6年度のすみつけ祭の詳細は現在調整中です。
地蔵祭 (じぞうまつり)
〈箱石地区〉 日程:2月下旬・7月下旬(年2回)
箱石の養命寺境内の北向き地蔵堂の中には3体の地蔵があります。北面子育地蔵尊(きたむきこそだてじぞうそん)と呼ばれ、祭りは2月と7月の年2回行われます。
祭りの前日には1体の小さな地蔵を厨子に入れ、子どもたちが元気よく「地蔵様わっしょい」と連呼しながら地域をまわる「地蔵担ぎ」が行われ、各家では家内安全などを祈って礼拝します。この地蔵担ぎは明治後期、この地に疫病が流行したとき、地蔵を毎戸担ぎまわり、祈願したのが始まりとされています。
※地蔵担ぎは前日に行うのが通例ですが、その年によって前後します。具体的な日程は決まり次第、当ページに掲載します。
令和6年度の開催日時
・令和6年7月の地蔵祭は、7月21日(日曜日)に養命寺(箱石342−1)地蔵堂でのお参り(午前9時〜午後2時)のみ行います(地蔵担ぎは中止)。
※令和7年2月地蔵祭の詳細は、現在調整中です。
角渕祇園祭 (つのぶちぎおんまつり)
〈角渕地区〉 日程:7月前半の土・日曜日
角渕地区の祇園祭は以前は7月14・15日でしたが、現在は7月前半の土・日曜日に行われています。八坂神社は堀西と堀東との二か所にあり、ともに「八坂大神」と号する石祠です。屋台は堀西組と堀東組の2台の屋台があり、各組内を巡行したあと、角渕八幡宮などで行われる太鼓囃子の「ぶっこみ」(太鼓の打ち合い)は定評があります。この祇園祭は江戸時代からあったと伝えられ、明治時代に養蚕・蚕種業で村が潤い、その資力で祭りが盛大になったといわれています。屋台の人形は明治時代中期頃までは操り人形が使われていましたが、現在は毎年新しく舞台芝居をかたどったものが使われています。
祗園祭では、屋台の上で一緒に太鼓をたたく仲間を募集しています!小学校区関係なく見学・参加できますので、参加希望者は玉村町文化財係(0270-30-6180)までお気軽にご連絡ください!
令和6年度の開催日時
・場所:角渕八幡宮(玉村町角渕2075−1)
・日時:令和6年7月6日(土曜日)・7日(日曜日)午後6時〜午後10時
※「ぶっこみ」(二つの屋台がお囃子を競う)が最も盛り上がるのは午後8時頃(角渕八幡宮東の通り付近)と
午後9時30分頃(角渕八幡宮付近)
★角渕祗園祭 予告動画★
悪魔払い (あくまっぱらい) 〈飯塚(西組を除く)地区〉
悪魔祓い 〈あくまっぱらい) 〈藤川(上藤川)地区・飯塚(西組)地区〉
悪魔払いは飯塚にある飯玉神社、悪魔祓いは藤川にある稲荷神社のそれぞれの境内に祀られている八坂神社の祭りです。この二つの悪魔払い(祓い)の違いの一つに、獅子頭にあります。どちらも俵端を2つ重ねて結び、唐草模様の大風呂敷をつけて獅子頭としますが、飯塚(西組を除く)地区のものは赤い紙で舌をつけ、耳は枇杷の葉、目と鼻は半紙で作ります。一方、藤川(上藤川)・飯塚(西組)地区のものは、赤い紙で舌をつけ、半紙で目と鼻と耳を作ります。祭り当日、「悪魔っぱらい、悪魔っぱらい」と叫びながら、獅子頭をかぶった子を中心に、子どもたちが地域の各家をまわり、人々の頭を獅子頭ではさみ、悪魔をはらいます。
悪魔払い
飯塚(西組を除く)地区の獅子頭。
耳が枇杷の葉でできている。
悪魔祓い
藤川(上藤川)地区・飯塚(西組)地区の獅子頭。
耳が半紙でできている。
令和6年度の開催日時
・場所:飯玉神社(玉村町飯塚295)
・日時:令和6年9月29日(日曜日)午前9時〜11時頃
(7/24(水曜日)午前9時30分〜10時30分頃(神事のみの実施))
悪魔祓い 〈藤川(上藤川)地区・飯塚(西組)地区〉
・場所:稲荷神社(玉村町藤川55-1)
・日時:令和6年7月24日(水曜日)午前9時〜10時頃(神事のみの実施)
玉村まつり 祇園祭 (ぎおんまつり) 「玉村の夏に心を燃やせ 郷土の伝統と絆を結ぶ」
〈上新田・下新田地区〉 日程:7月第4土・日曜日
祇園祭は上新田(4丁目)・下新田(5・6・7丁目)に祀られている八坂神社の祭りです。祭り当日は日光例幣使道(旧国道354号)において、各町内の屋台が行き交います。
そして4台の屋台が太鼓の叩きあい「ぶっこみ」を行い、祭囃子の技を競います。近年では5・6丁目の旧屋台を使用し6台の屋台による「ぶっこみ」も行われます。令和6年度は6丁目の旧屋台は使用されません。
令和6年度の開催日時
・場所:旧日光例幣使道(県道142号線)沿い 上新田・下新田地区
・日時:令和6年7月27日(土曜日)・28日(日曜日)午後1時〜午後9時30分
★玉村まつり祗園祭 予告動画★
祗園祭では、屋台の上で一緒に太鼓をたたく仲間を募集しています!小学校区関係なく見学・参加できますので、参加希望者は玉村町文化財係(0270-30-6180)までお気軽にご連絡ください。
また、祗園祭と並行して、子ども向けイベント『謎とき街歩き』を開催します。詳細は下記チラシをご覧ください!
横樽音頭 (よこだるおんど)
〈南玉地区〉 日程:10月16日(大祭前夜の宵祭り) ⇒令和6年度は中止となりました。
横樽音頭がいつ頃生まれたかは定かではありませんが、昔、南玉の住吉神社の宵祭りでは「おこもり」と称して氏子たちが酒宴を開き、一晩中歌ったり踊ったりして夜を明かす行事があり、そのとき飲み干した空の四斗樽を横にして叩いたのが始まりといわれています。横樽音頭は酒樽、すり鉦、笛と楽器を持たない音頭取りと踊り子で構成されています。演目には「国定忠治」などがあります。また、八木節の源流は横樽音頭であるともいわれています。
令和6年度の開催日時
・場所:住吉神社(玉村町南玉760)
・日時:令和6年10月16日(水曜日)午後7時〜8時頃 ⇒令和6年度は中止となりました。
麦蒔御神事 (むぎまきごじんじ) 〈下之宮地区〉
日程:旧暦10月末の午の日の午前0時頃~旧暦11月初午の日の夜明けまで
下之宮の火雷神社に伝わる祭りで、貞観4年(862)より始まり、五穀豊穣、災難よけの秘密の神事として神社の四面にシメ縄を張ります。旧暦11月初午の日の夜明けに祭りがあけるまでの13日間は一般の参拝が禁じられます。もし誤って入れば、天災が起きるといわれています。また、氏子の家でも鳴り物や高声は慎まなければならないと伝えられています。深夜に行われるこの神事は、古代の祭りの様式を伝えるものとされています。