公開日 2022年02月22日
更新日 2022年02月22日
冬の遊び
◎年が明けたと同時にコロナウイルスの感染が急拡大し、保育体験や年長児対象の交通安全教室などが中止となりました。しかし子供たちは現状の環境の中で毎日充実した日々を過ごしています。戸外では凧揚げや竹馬・ドッジボールなどをして十分に体を動かして遊び、室内ではじっくりとかるた・編み物・ロボットやボール転がし装置作りなどに取り組んでいます。年長児はひもで回すコマに熱中する子が多く見られてきました。この遊びは器用さだけでなく、集中力や工夫、諦めずに挑戦する粘り強さなどが必要となります。初めは「難しそう」「できっこないよ」と言っていた子も友達への憧れを抱き、励まされたりアドバイスを受けたりしながらできるようになり、自信に満ち溢れた笑顔を見せてくれるようになります。今では定期的に『コマ回し大会』が子供たち主体で行われています。
先生、ありがとう!!
◎週に一度、教育委員会よりキャリアサポートスタッフ(CSS)の先生が来てくれています。保育参観やアドバイスをいただくだけでなく、幼稚園の壊れた個所を直してくださったり、必要なものを作ってくださったりします。工作や工具好きな子は、いつも興味津々にで見ています。そして今回、力作が誕生!!実際にシンクへ水を流すことができる“おままごとキッチン”です。製作段階から見ていた子供たちは「すご~い!!」と感激していました。早速砂場で使われており、子供たちがイメージを豊かに創意工夫しながら遊ぶためのアイテムとして大活躍しています。
節分集会
◎3日に節分集会を行いました。鬼は「ちょっと怖い」けれど、豆まきを楽しみにお面や枡作りをして当日を迎えた子供たちでした。まずは『心の中の“おこりんぼ鬼”や“泣き虫鬼”を追い出すために行う』『節分が終わって立春が来ると春になってまた一つ大きくなる』などといった節分の由来について話を聞きました。そしていよいよ豆まき開始!です。今年も密にならないように配慮し、『幼児はテラスで、園庭にいる鬼を目がけて豆をまく』スタイルをとりました。「何色鬼が来るんだろう?」「どこから来るのかな?」と園庭を見渡す子供たち…。ほどなくして勢いよく鬼たちがやってきました!!どの子も顔がこわばっていますが、一心不乱に豆をまきます。特に年少児は初めて鬼とご対面・初めての豆まきですから不安そうでしたが、頑張ってやり抜くことができました。昨年経験がある年中児は、鬼の動きをじっと見定めて・・・ねらいを定めて豆を投げていました。成長を感じますね!そして余裕さえ感じられる年長児は、鬼をやっつける準備万端!鬼たちを追い詰めました!子供たちの迫力と豆の威力で鬼たちは“ヘトヘト”だったようで、「もう悪いことはしません」と謝って帰って行ったのでした(笑)。やり切った表情から、自分の中にいる鬼たちを追い出した様子の子供たち。新たな気持ちで残りの日々を過ごし、就学や進級を迎えることができそうです。