公開日 2021年10月22日
更新日 2021年10月22日
第43回親子運動会
◎感染予防のため延期されていた運動会が、9日に無事開催されました。雨が心配されましたが、何とか降らずに行うことができました(今となっては丁度よい天気だったと思います)。昨年同様コロナウイルス感染拡大防止のため、幼児主体のプログラムで安全を第一に考え、行われました。 初めての運動会にわくわくどきどき!小さな手足をいっぱい動かして、かわいらしい姿を見せてくれた年少児。2回目の運動会となり、少し余裕や風格がただよう年中児は、仲間と競ったり力を合わせる喜びを味わい、見違えるほどたくましくなりました。ここまで目標に向けて仲間と協力をしたり、競争心を高めたり、幼稚園全体を盛り上げたりしてくれた年長児は、当日も気合十分!嬉しいことばかりでなく、思い通りにならなかったり悔しくて涙を流したりした経験を重ね、迎えた当日の横顔は、どの子もキラキラと輝いていました。保護者の方のご理解とご協力のもと、子供たちは最後まで頑張り抜き、練習の成果を発揮することができました。穏やかな雰囲気とたくさんの拍手に包まれて会場全体に一体感が生まれ、とてもよい運動会でした。役員さんをはじめとする保護者の皆さま、多大なご理解とご協力をありがとうございました。
観客の前で堂々と・・・! 白熱したリレー!
そして・・・子供たちは運動会が終わってからも“運動会遊び”に夢中で取り組んでいます!憧れのお兄さん、お姉さんがやっていた競技を真似してやってみたり、3学年が入り混じってやり方を教えながら走ったり踊ったり・・・。この姿から、幼児にとって運動会は『とても楽しかった』ということが分かります。運動会を経験し、どの子もまたより一層の成長を見せてくれました。
お兄さんがやっていた競技に挑戦 お遊戯をみんなに披露しています
経験画(リレー) <年長児> 経験画(玉入れ) <年長児>
避難訓練~地震からの火災・水害~
◎今月は避難訓練が2回ありました。1回目は地震から火災が起こった想定の避難訓練で、2回目は河川が氾濫したと想定した水害の避難訓練です。地震・火災時では、思い思いに遊んでいる時間に放送が流れましたが、どの子も放送に耳を傾けて適宜避難することができました。保育室で遊んでいる子は机の下やロッカーへ、戸外で遊んでいる子は園庭の中央で頭を抱えてじっと身を守ることができました。 洪水を想定した水害の避難訓練は、初めての取り組みでした。放送を聞いて整列し、全員が備蓄水を受け取ってから園バスに乗車し避難する、という訓練でした。こちらも全員が落ち着いて取り組むことができましたが、中には「お水をもらったから、ちょっと怖かったよ」と言う子もいました。怖い気持ちを我慢して、“大切な命を守るために頑張った”“真剣に訓練した”表れだといえますね。利根川と烏川が流れる玉村町は、その美しい恩恵を受けると共に、天候によっては危険が迫ることも十分予想されます(昭和22年にはカスリーン台風という大きな災害があったそうです)。今後共、非常時に備えながら美しい自然と付き合っていきたいものです。
第2避難所(水道組合)へ移動 備蓄水をもらって避難します
秋の遊び紹介
◎運動会遊びを満喫した子供たちは、青空の下、体を思い切り動かして遊んでいます。園庭では、サッカーや中当て(ドッジボール)を大人数で楽しんだり、リズミカルに縄跳びをしたりする姿が見られます。また、自分で目標を決めてうんていや鉄棒に挑戦する子もいます。手のひらを見れば、マメができ、皮がむけている子も。それでも「頑張る!」姿に頼もしさを感じます。あわせて、子供たちが夢中になっているのが『自然との関わり』です。園庭の枝や葉っぱ、実や種を遊びに取り入れて楽しむ姿が見られます。写真の“あわあわ”の正体は、園にあるムクロジの実です。子供たちには石鹸の実、まっくろくろすけとも言われて親しまれており、水に入れて混ぜると面白いほどに泡立ちます。それを生かして洗濯遊びやデザート作りなど、遊びが広がっていくのです。保育室では、拾った実やドングリを使って、さまざまな作品づくりを楽しんでします。ドングリごまにプレート、カラフルなネックレスなどなど・・・。そしてこちらも小さい子が大きいクラスに出かけていき、いろいろなことを教わって満足そうに帰ってきます。そして今度はそれを見た同じクラスの子が「どうやって作ったの?」と尋ねて遊びの輪が広がっていくのです。じっくりと集中して取り組み、芸術の秋!を満喫する子供たちです。
ムクロジっておもしろい! まっくろくろすけ?石鹸の実?
年中組で羽化したアゲハが空へ! 「元気でね」
ドングリ穴あけ器は便利だね♪ いっぱいできたよ!
長縄跳び 「何回跳べるかな?」 広い園庭で思い切りサッカー☆